希望しかない!10代日本人の逸材(5)衝撃の中学生Jリーガー誕生! 飛び級でトップに上りつめた18歳MF
FIFA U-20ワールドカップ、U-17ワールドカップという2つの大会があった2023年が終わり、例年同様に年をまたいで全国高校サッカー選手権大会が開催されている。次世代の日本サッカーを牽引するのは誰なのか。今後のさらなる飛躍が期待される10代の日本人選手を紹介する。
MF:橋本陸斗(はしもと・りくと) 生年月日:2005年4月2日(18歳) 所属クラブ:Y.S.C.C横浜 東京ヴェルディの橋本陸斗は、2021年2月28日のJ2リーグ開幕節に出場し、15歳10ケ月26日でJリーグデビューを果たした。これは久保建英、森本貴幸に次ぐ年少記録で、J2史上最年少。このとき橋本はまだ中学生だった。 バングラディッシュ人の父と日本人の母を持ち、小学生年代から東京ヴェルディの育成組織でプレーする。飛び級で同ジュニアユース、ユースとカテゴリーを上げ、中学卒業を待たずにJリーグデビュー。その約1ケ月後にはユース所属ながらプロ契約を結んでいる。 相手を置き去りにするスピードと切れ味鋭いドリブルが持ち味で、左足から放たれる強烈な一撃も魅力だ。ポテンシャルの高さに疑いの余地はないが、まだ発展途上で怪我も多い。今季は公式戦で出場機会がなく、夏にY.S.C.C.横浜へ期限付き移籍してJ3リーグで7試合に出場した。19歳となる今季は高卒選手と同い年で、今後のキャリアを左右するシーズンになるかもしれない。
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