ギャル曽根、母も姉弟も子どもも大食漢でエンゲル係数「平均の3.4倍」医師に聞く「大食いと家庭環境の関係」
大食いタレントのギャル曽根が、2月5日に放送された『しゃべくり007』(日本テレビ系)に出演。驚くべき実家の食生活について語った。 この日の放送では、ギャル曽根は母・冨美子さん、姉・由輝子さんとともにゲストとして登場。曽根家は、家族そろって底なしの大食いだという。 MCのくりぃむしちゅー・上田晋也が「お母さんもお姉さんも、かなり召し上がる?」と質問すると、ギャル曽根は大きくうなずき、冨美子さんが「ちょっとお腹が空いたから」と言いながら、夜中に大量のクリームがのった大きなパンを食べていたことを明かした。 いっぽう、由輝子さんは「人並み」と言いつつ、1時間のイチゴ食べ放題ではギャル曽根に勝ち、肉が大好きで、焼肉を30人前、食べたことがあるという。 冨美子さんはエンゲル係数の高さに悩んでいたそうで、食事の量については「上限あり」としながら、「たとえばハンバーグなら、1人8個まで」と説明。それを聞いた上田は「それは『上限』って言わない」と、あきれていた。 実家では、弟・雄大さんも含め4人で生活していたが、ギャル曽根によると、雄大さんも大食い。「1日にご飯何合炊く?」の質問には「2升ぐらい」と回答し、チュートリアル・福田充徳から「相撲部屋やん!」とツッコミが入った。 さらに、大食いにもかかわらず、曽根家全員が細身の体型であることにも、スタジオは驚愕していた。 曽根家の食生活に対して、SNS上でも、多くの人が驚きの声を上げている。 《ギャル曽根ちゃんの母も大食いなのかぁ~!》 《ギャル曽根さんのご家族食費大変そう》 《一人1日5合か。成人男子が1食1合くらいだから倍ほどだな。平均的な相撲取りくらいかしら?》 母、姉弟だけでなく、自身の子どもたちも大食いであることを、メディアでたびたび口にしているギャル曽根。 「ギャル曽根さんは現在、3人のお子さんの母親です。第3子は2023年11月に出産したばかりですが、夫でテレビディレクターの名城ラリータさんを除いて、長男と長女もとにかく、よく食べる。スーパーでの食材買い出しは2日分で2万円になるそうです。単純計算すると、自炊分だけで月の食費は30万円に」(テレビ局関係者) 総務省が発表した「家計調査年報(令和4年版)」によれば、4人家族の1カ月の平均食費は88102円。ギャル曽根の家族の食費は、これの約3.4倍に相当する。 「独身時代は節約家で、収録時にもらったお弁当を食べるなどして、1日1000円でやりくりしていました。しかし、子どもたちにはおなかいっぱい食べさせたいと思っているのでしょう」(同前) みな大食いというのは、家庭環境が影響を与えているのだろうか。 「環境は影響を与えます。食べることが好きな人は、子どもたちにもさまざまなものを食べさせたい、と思う傾向があります」と話すのは、のぞみクリニック院長・筋野恵介医師だ。 「子どものころからたくさん食べる環境にあると、大食いになる可能性があります。食事量が多い人に見られる特徴としては、胃下垂と褐色脂肪細胞(かっしょくしぼうさいぼう)の多さがあげられます。褐色脂肪細胞は、代謝を促進する細胞で、大食いの人にはその数が多いといわれています。ただし、これらの特徴が遺伝するとは、現在のところ考えられていません」 大食い生活を続けることによる健康面での弊害も、気になる点だ。 「40代や50代になると、代謝が低下するため、以前と同じ食生活を続けていると、高血圧や高脂血症、糖尿病などの発症リスクが高まります」(筋野医師) この問題は大人に限らず、子どもにも影響を及ぼすという。 「親と同じように褐色脂肪細胞の数が多く、代謝がよければ問題ないかもしれませんが、そうでない場合、子どもでも高脂血症や糖尿病のリスクが増加します。私のクリニックでも、血液検査で、小学校高学年の子どものなかにも、脂質の数値が非常に高いケースが見られます」(同前) 子どもにたくさん食べさせたいという親心は理解できるが、ギャル曽根を含め、健康管理には十分な注意が必要だ。
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