全国高校サッカー選手権で初出場ベスト8を果たした名古屋高校 "ロングスロー"月岡選手を支えたのは母が作る"豚肉のしょうが焼き"
感謝の気持ちを形に… 母親へのお礼は自ら作った"豚肉のしょうが焼き"
卒業後は、地元の大学に進学が決まっている陸斗さん。「お母さんにお礼をしたい!」ということで、初めての料理に挑戦することに。メニューは、豚肉のしょうが焼きです。 スーパーで食材を買って帰宅すると、お母さんが帰ってくる前に弁当箱を洗い、料理の下ごしらえを行います。スマホで作り方を調べながら慣れない手つきで奮闘し、なんとか下ごしらえが完了。あとはお母さんの帰りを待ちます。 お母さんが帰宅すると、エプロンを拝借して料理スタート。陸斗さんが豚肉のしょうが焼きを作ると宣言すると、お母さんは嬉しそうな笑顔を見せつつも少し不安げな様子…。そんなお母さんの不安をよそに、豚肉のしょうが焼きが完成! テーブルで待つお母さんに差し出します。一口食べたお母さんの感想は…。
陸斗さんの母・吉美さん: 「めちゃおいしい~! また作ってもらおう」 一緒に食べた弟の拓海くんからも、「おいしい。(お母さんの味と)一緒」と好評でした。 月岡陸斗さん: 「朝練とかあって朝早く起きるといっても文句言わずにご飯とか準備してくれて。結構長かったので(父の)単身赴任が、1人で大変だったと思います。サッカーの結果で恩返ししようと思っていました」 全校高校サッカー選手権で敗退した後に、報道陣に「後輩たちの取材もしてください」といって会場を去ったという、心優しい陸斗さん。自ら作った豚肉のしょうがやきでお母さんへの感謝を形にしました。