音楽のある風景を写す「オンケイ」写真展、海外フェスの風景写真を展示/愛知
今年も各地で開催された、夏の音楽フェスティバル。日本国内はもとより、世界各国ではより大きなスケールで音楽史に残るムーヴメントが巻き起こっている。さまざまなジャンルの音楽が鳴り響き、多くの人が踊り歌う音楽フェスのシーン。そんな“音楽のある風景”に魅せられた7人のカメラマンが、名古屋で合同写真展を開く。音楽からの“恩恵”にあやかった「オンケイ」写真展、海外の音楽フェスで撮影されたフォト作品を展示する。 「オンケイ」写真展は2014年4月に東京・岩本町にて先行して行われ、名古屋は2か所目の開催で、その後、大阪、群馬へと続いていく。同写真展に参加するのは、フェスやライブ会場など音楽シーンの撮影を主とするプロカメラマンたち。展示される写真は、音楽に熱狂する人々に、地平線まで続く青空、何かにもたれ、のんびりとくつろぐひとコマなど、日本の音楽フェスとはどこか異なる風景写真。自由で楽しい、そんな音楽のある風景が静かに流れ込んでくる。
世界最大級の規模と言われる「英・グラストンベリー・フェスティバル」や、アメリカ北西部の荒野で1週間にわたり開催される「米・バーニングマン」など、世界のロックフェスの歴史は深く、多彩。実際に訪れるのは難しくも、7人のカメラマンがその場所に立ってどんな“風景”を見てきたのか、自身の目で体感してみるのもいい。 「オンケイ」写真展の期間は、9月23~27日。名古屋市・栄のGS栄ビルを会場に。また、27日には今年18年目を迎える「フジロックフェスティバル」に立ち上げ当初から関わる音楽ジャーナリスト、花房浩一をトークゲストに迎えてのクローズパーティーが開催される。