夜空の下、スクリーンの説明に耳を傾ける参加者＝２月10日、今帰仁村の世界遺産今帰仁城跡内

　【今帰仁】世界遺産今帰仁城跡で「今帰仁夜桜と星あそび」（星の専門店星あそび主催・沖縄文化スポーツイノベーション共催）が2月10日に行われた。 【動画あり】琉球王国時代の「からくり花火」を復元　華やかおもてなしの技術　国立劇場おきなわ

　星空エンターテイナー、星のソムリエ、天体望遠鏡マイスターである、まーしーこと関口雅史さんが講師を務め、夜空を解説した。前回は城跡前で開催したが今回、城内の見晴らしが良い高台で行った。 　関口さんは、歴史や沖縄の民話、紅型などと星の関わりを、ユーモアあふれる口調で問いかけた。参加した親子らは興味津々で聞き入っていた。 　この日は見ると長寿になると言われているカノープス星を差し「この星を一度見ると75日長生きできると言い伝えられているので、皆さん貴重な長寿星を見て一緒に長生きしましょう」と空を見上げた。　 （新城孝博通信員）