ドリキン土屋圭市と谷川達也で、伝説の「ハコスカGT-R」vs「レーシングロータリー」のバトルが今週末のFSWで蘇る!【箱車の祭典2024】
ライバル同士の頂上決戦の激走シーンに注目
時代も国境も越えた多彩なクルマが一堂に会するイベント「オートメッセリアル×ジャパントラックショー in 富士スピードウェイ2024」が2024年10月27日(日)に静岡県・富士スピードウェイで開催されます。同イベント内で今回、ヒストリックレーシングカーの展示・走行イベント「箱車の祭典」も行われることとなりました。はたしてどんな内容なのか、そのメインコンテンツを紹介します。 【画像】懐かしの国産名車が走った! 昨年行われた「箱車の祭典2023」の様子を見る(全16枚)
ロータリー vs ハコスカGT-R伝説のレースを再現!
第2回目となる「箱車」の祭典では14台のマシンがエントリーしている。走行枠は3枠用意され、1本目は9時45分から10時5分まで。2本目は11時40分から12時、3本目は13時45分から14時10分までとなっている。 参加車両の一部を紹介すると、マツダ「ファミリア ロータリークーペ」のスパ・フランコルシャン24時間レース仕様や、初代「RX-7」の IMSA GTU デイトナ仕様、ダットサン「フェアレディ2000」などといった名だたる名車が展示され、走りを披露してゆく予定だ。 メインとなる2本目の走行枠では、企画性をもたせ、1970年代の富士スピードウェイのレースシーンを彷彿とさせる「ハコスカGT-R」対「サバンナRX-3」のガチンコバトルが展開される。 当時、高橋国光選手が駆るGT-Rが雨の富士スピードウェイを巧みなドリフトコントロールで駆け抜けた姿に憧れてレーシングドライバーになった「世界のドリキン」こと土屋圭市氏が乗るのは、もちろん高橋国光仕様のハコスカGT-R(青白)。S20エンジンのエキゾーストサウンドを楽しんで欲しいのはもちろんだが、「国さん」に憧れてこの世界に入った土屋圭市氏の魂のドライビングに注目していただきたい。 一方、空力に優れるマツダRX-3はGT-Rの50連勝を阻み、さらに一気にツーリングカーの世界をロータリーパワーで席巻する勢いでワークスとプライベーターがRX-3で各サーキットに殴り込みをかけていった。10Aロータリーエンジンから12Aロータリーへと進化させて、さらにロータリーの戦闘力を押し上げている。 ロータリー勢に乗るドライバーは、モータースポーツ雑誌でアワードを獲得するなど若かりし頃はフォーミュラで腕を磨き、その後は箱車使いとなった谷川達也氏が、寺田陽次郎仕様のRX-3に乗り込む。谷川氏は、現在もマツダ車のドライビングレッスン講師などでも活躍している、マツダにゆかりの深いドライバーだ。 メーカー主催のサーキットイベントでは絶対に実現できないライバル同士の頂上決戦の激走シーンが、箱車の祭典で実現することとなる。今週末はFSWに注目だ。
AMW
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