イ・シニョン“ホラン”が定期預金解約で覚悟を見せる

イ・シニョン×シウミン×チェ・ヒョンウォン×チェ・ウォンミョン×イ・セオンという若手人気俳優＆トップアイドルの、フレッシュな顔ぶれで2023年9月に放送された韓国ドラマ「社長ドル・マート」(Huluにて先行独占配信中)。第3話では閉店セールで自信を得た5人がポラムマートの経営を続けることを決意し、揃って社長に就任する。しかし業者への未払い問題や送電停止など、相次ぐ問題に見舞われるのであった。本記事では、考察を踏まえながら第3話を振り返る。(以下、ネタバレを含みます) 【写真】ツンとデレの割合がばっちりなチェ・ジョンウン(イェリム) ■経営決意も多くの借金問題…ホランが取った行動とは 閉店セールが大成功し、ついにチェ・ホラン(イ・シニョン)はポラム・マートのオーナーになることを決意した。マートの経営を続けることで意見が合致して喜ぶ5人だったが、ポラムマートには前任のユン社長(チェ・ジョンユン)が滞納した業者への支払いや、電気代など問題が山積み状態。 ある日メンバーたちが店内のディスプレイを相談していると、店休のはずのポラムマートに大勢の業者が押しかけてくる。用件は料金の未払いだったが、当然いきなりの話題に5人は困惑。ついには一度は納入した商品を回収しようとする業者を止めようとしたユン・サンウ(イ・セオン)が手に怪我を負う事態に発展してしまうのだった。 店の状況を見て悩んだ末、チェ・ホランは満期間近だった自身の定期預金を解約して借金返済に充てることを決意。そんなチェ・ホランに胸を打たれたチョ・イジュン(ヒョンウォン)は、何かできないかと考えて業務の知識を得るためにライバル店に潜入することを提案する。 ■業務の知識を得るためにライバル店に潜入捜査開始 かつてチェ・ホランが商品の納入をおこなっていた「チンソンマート」に潜入したチョ・イジュンとユン・サンウ。参考にするべく商品の陳列や店内の撮影していたのだが、あっけなく店主に見つかってしまう。 慌てた2人だったが、どうやら店主はユン・サンウを新入りのアルバイトと勘違いしている模様。運がいいのか悪いのか、2人はライバル店でアルバイトをする羽目になった。 一方ポラムマートでは、ウン・ヨンミン(チェ・ウォンミョン)宛に実家から高品質な豚肉が届く。店にいるメンバーは、ポラムマートの経営継続を祝して豚肉パーティを開催することに。 ウン・ヨンミンの父から届いた肉を口に運び、その美味しさに驚くメンバーたち。しかしその肉は、ヨンミンの父が苦労して育てた貴重なブランド豚の肉だった。そのことに気づいたヨンミンは父親に電話をし、必ず埋め合わせをすることを誓う。 またオ・イェリム(チェ・ジョンウン)は正式に履歴書を用意し、ポラムマートのバイトとして就任を果たす。段々と準備が進み、本格的な経営をスタートするポラムマート。メンバーたちは、それぞれの想いを馳せるのであった。 ■明かされた6人目のメンバーの顔…最後のロッカーは一体 第3話では、メンバーが団結して経営に向けて前向きに動き出す様子が描かれる。なかでも、満期間近の定期預金を解約してまでポラム・マートの借金返済に貯金を充てたホランの覚悟は誰よりも強く感じるものであった。 さらに3話の最後には、今まで隠されていた6人目のメンバーも登場。ポラムマートの経営だけでなく、メンバーたちの過去に隠された物語が大きく動き出す予感を感じさせる回だ。 ここまでのストーリーで気になるのは、“仮面の男”と“ロッカー”。仮面の男に関しては時折監視カメラにも映っており、ポラム・マートへ幾度となく侵入していることがわかる。誰かがユン社長にポラムマートの状況を報告していることも考えると、仮面の男はスパイなのではとも考えられる。それにしては目立ちすぎるが…。 また3話の最後に「happy new year」と書かれた南京錠のかかったロッカーが映し出されている。何に関係するのかはまだわからないが、グループ解散のきっかけになった事故と関係があるのだろうか。ウン・ヨンミンやユン・サンウも何かを抱えているように感じ取れる。 まだまだユン社長が残した負債は大きく、まずはマイナスをゼロに戻すのが目標。そしてメンバーたちが背負う陰の正体など、今後の展開からも目が離せない。