「交渉はしない」マドリー、バルサ、PSGなどが注目するアルゼンチンの16歳逸材、リーベルは安売りを断固拒否か!「エチェベリの二の舞にならないように」
リベール側は最低でも契約解除金4500万ユーロを要求か
弱冠16歳のアルゼンチンの至宝が、欧州メガクラブの注目を集めている。 アルゼンチンのメディア『TyC Sports』によれば、レアル・マドリーやバルセロナ、パリ・サンジェルマンが、リーベル・プレート所属のフランコ・マスタントゥオーノの獲得に乗り出しているという。 【動画】コパ・アルヘンティーナ1回戦でのマスタントゥオーノのプレー集 マスタントゥオーノは、左利きの攻撃的MFで、今年1月に開幕した24年シーズンは公式戦9試合1ゴールと、徐々に出番を増やしている期待の若手逸材である。 ただ、同メディアはリーベル側が値下げ交渉に応じることはないと報じている。 今年3月にマスタントゥオーノと26年12月末まで契約を延長したリーベルは、その際に契約解除金を4500万ユーロ(約69億7500万円)に設定。さらに移籍マーケット期間終了の10日前までに退団すると契約解除金は5000万ユーロ(約77億5000万円)に増額される条項を盛り込んでいると言われている。 そのためリーベル側は交渉の席で最低でも契約解除金4500万ユーロ(約69億7500万円)の支払いを断固として主張するだろうとも伝えている。 その理由として同メディアは、今年1月に安価で手放すことになった、クラブ生え抜きで期待の星だった18歳のクラウディオ・エチェベリの件があるからだという(24年シーズンいっぱいはリーベルに残留)。 リーベルと24年12月で契約満了となるエチェベリは、クラブとの延長交渉を拒否。そのため契約解除金は契約当時の低いままで、およそ1850万ユーロ(約28億6750万円)でマンチェスター・シティに奪われる形となった。 リーベルは、エチェベリの二の舞にならないようにマスタントゥオーノに対しては契約解除金をアップして先手打っている。今後の欧州メガクラブの動きに注目が集まる。 構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部
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