福島市がプラごみの一括回収実証事業(福島)
福島放送
資源物ではなく、燃えるごみや燃えないごみとして収集されているプラスチックも、リサイクルにつなげようという実証事業が福島市で始まりました。 福島市は現在、資源物とされないプラスチックは、燃えるごみや燃えないごみとして収集していますが、市内の南向台地区では11月限定で、全てまとめてプラスチックごみとして出すことが出来ます。 福島市ごみ減量推進課の根本裕史課長は「プラスチックごみをリサイクルに回すことで、少しでもリサイクル率の向上、そして最終処分場の延命化につながるものと思っていますので、自治体としても取り組まなければならないと考えています。」と話します。 プラスチック類のリサイクル率を高めるのが狙いで、今回の実証事業では、収集した後でプラスチックを分別し、どのようなプラスチックが多いかや、リサイクルできない物が混じっていないかなどを調べます。 ライターや刃があるカミソリなどは危険なため、収集の対象外で、市は本格的な導入に向けて分別方法をどう周知するかなども検証することにしています。