「大事な試合で勝てないのは…」FC東京の小泉慶が町田戦の敗因に言及「シンプルに小平での練習の雰囲気とか」
「昨季と同じになるのは絶対に嫌」
2024年4月21日、FC東京がJ1リーグ第9節でFC町田ゼルビアに1-2と敗れた。試合後のミックスゾーンで「町田のほうが相当な準備をしてきた」と素直な感想を述べた小泉慶は続けて「もう1回、勝てる集団、勝てる空気感というのを作るためにある程度割り切ってやらないといけない。率先して締めるところは締めないとダメですね。そうじゃないと、去年と同じ形(リーグ戦で低迷)で終わってしまう」と危機感を露わにした。 【PHOTO】町田との初対戦に駆けつけ、声援を送ったFC東京サポーター!(Part1) 昨年、小泉はリーグ優勝に導くという強い想いを携えてFC東京に加入した。しかし、リーグ戦は11位と不甲斐ない結果に終わり、屈辱を味わうにことになった。この悲劇を繰り返したくないと、強い気持ちで今季の戦いに臨んでいる小泉は「締めるところは締めないといけない」という。 「今季(チームで)キャプテンを任された以上、雰囲気が緩いと思ったら自分が割り切って締めるところは締めないといけない。昨季と同じになるのは絶対に嫌なので、この負けを次に活かさないと意味がないと思う」 昨年よりは良いサッカーができている自負はある小泉だが、結果が出ないのは「シンプルに小平(FC東京の練習場がある場所)での練習の雰囲気とか、そういうところ」に理由があるとも考えている。 「徹底して勝つ空気感を作っていかないといけない。ちょっとしたところだと思いますが。昨季よりも今季のほうがいろいろな選手で話し合ったり、雰囲気を意識したりしています。ただ、こういう大事な試合で勝てないのはそういうところが足りないと思います。練習の強度や空気感を意識してやっていけばいい。5月も連戦ですが、目の前の試合に懸けてやっていくしかないです」 練習からチームの雰囲気を変えられるか。小泉のキャプテンシーに期待したい。 取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)
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