【ESGまとめ読み】アセマネOneクオンツ好調、反ESG法見直し
(ブルームバーグ): 押さえておきたい世界のESG(環境・社会・企業統治)主要ニュースをまとめ読み(4月20~26日)。
クオンツで「人的資本」の有効性が向上-アセマネOne
定量分析ベースの日本株ESG運用商品で、「人的資本」関連データの有効性が向上しているとの見方をアセットマネジメントOneが示した。パフォーマンスが好調なこの商品は、ESG要素の貢献を数字で示し、世界的なESG投資離れの潮流の中で、運用残高を拡大させている。
カーボンクレジットに賭ける時ではない-アンデュラン
今はカーボンクレジット市場のブームに賭ける時ではないと、商品ヘッジファンド運営会社アンデュラン・キャピタル・マネジメントの気候調査責任者が指摘した。カーボンクレジットの買い手や売り手およびトレーダーは混乱期にある。カーボンクレジットは、企業が報告した二酸化炭素排出量を相殺するために利用される。
反ESG法を見直す動き、米オクラホマ州議会で進む
米オクラホマ州の議会は、地方自治体がどのウォール街の金融機関と取引できるかを制限する同州の反ESG法について、見直しを進めている。反ESG法の適用範囲を狭めることを目指す法案が共和党議員によって提出され、オクラホマ州議会で審議されている。
米太陽光発電メーカー、輸入品に最高271.5%の関税求める
太陽光発電関連メーカーは米政府に対し、東南アジアから輸入される機器に対し、関税を賦課するよう求めている。これらの輸入品は過去12カ月で125億ドル(約1兆9400億円)に上る。
悪化する花粉症は思い込みでない、影に温暖化
アレルギーが年々ひどくなっていると感じているのなら、それは気のせいではない。米国のアレルギーシーズンはより長く、より激しくなりつつある。気候変動のせいにすることはできる。とはいえ、われわれはまだ十分な措置を講じていない。気候変動を遅らせることだけでなく、体調にはっきりと現れる症状への対処という点でもだ。