B’z稲葉浩志さん8月ソロライブ、ファンおもてなし 出身地の岡山県津山市でプロジェクト実行委発足
人気ロックバンド「B’z」のボーカルで岡山県津山市出身の稲葉浩志さんのソロライブが8月13、14日に市内で開催されるのに合わせ、市は3日、市民協働の「おもてなしプロジェクト実行委員会」を発足した。2017年にあったB’zの凱旋(がいせん)ライブと同様、全国から訪れる“稲葉ファン”を温かく迎える。 実行委は若手経済人8人で構成し、市が事務局を務める。稲葉さん人気で地域活性化を目指す市民グループや市観光協会、津山商工会議所などと連携し、本番に向けてファンを満足させるおもてなしの内容を考える。 実行委によると、会場となる津山文化センター(同市山下)への道案内や周辺での飲食ブースの設置、稲葉さんゆかりの市内スポットをまとめたマップ作成を予定。活動資金を賄うためのクラウドファンディングも検討しているという。 市役所東庁舎であった設立会議で役員や会則を決定。委員長に就いた芦田雅嗣津山青年会議所副理事長(39)は「また津山に来たいとファンに思ってもらえるよう準備し、今後の観光客のもてなしにつなげていきたい」と話した。 17年のライブでは千人の観客に加え、会場周辺にも約5千人が詰めかけ、一帯が熱気に包まれた。