1Q好発進、山パンを救った「薄皮ツイート」の分厚い恩恵
食パンや菓子パンなど、全面的に値上げが浸透し好スタートを切っている。薄皮シリーズも健闘は続くのか(写真:記者撮影)
小麦粉や卵などのコスト上昇によって、値上げを余儀なくされている食品業界。ただ、顧客離れで販売数量が想定以上に落ち込むなど、苦戦するメーカーは少なくない。その中で気を吐いているのが、パンで国内シェア4割の山崎製パン(2212)だ。 同社の2023年12月期第1四半期(1~3月)決算は、売上高が前年同期比6.6%増の2768億3900万円、営業利益は同34.4%増の93億3500万円と増収増益。営業利益は会社の通期計画270億円(前期比22.5%増)に対して進捗率34.6%と、順調な滑り出しとなっている。
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田邉 佳介