キャサリン皇太子妃、がんの種類を明かさないのはなぜ？
腹部の手術を受けた後、がんが見つかったことを公表したキャサリン皇太子妃が具体的にはどの種類のがんだと診断されたのか、関心を持っている人は多いはず。 【写真】歳は重ねても決してブレない！ キャサリン皇太子妃の美貌の進化・18年を振り返り
ただ、皇太子妃とケンジントン宮殿は、具体的な診断名を明かさない考えだという。そうすることには、どのような理由があるのだろうか？
宮殿の広報担当者は、「私たちすべてがそうであるように、皇太子妃には医療情報に関するプライバシー権があります」と説明している。
がんと診断されたことを2月に公表したチャールズ国王もまた、同じように対処している。（前立腺肥大症の治療を受けていた）国王について、バッキンガム宮殿は「前立腺がんではない」と説明したものの、具体的な診断名は明らかにしていない。
宮殿はこのとき発表した声明で、次のように述べていた。 「憶測を避けるため、そして、がんを患っている世界中のすべての人々に対する世間の理解が深まることに役立てばとの願いから、国王は診断結果を公表することを選択しました」
ジャーナリストのヴィクトリア・マーフィー氏によると、バッキンガム宮殿は報道各社に対し、「国王にもプライバシーの権利があり、それは守られるべき」だとして、「国王が診断を受けたがんの種類や受けている治療についての憶測や、調査を行うことを控えて欲しい」と伝えていたという。
キャサリン皇太子妃はがんと診断されたことを自ら公表したビデオのなかで、現在の心境について、こう語っている。
「私の治療が終わるまで、私たち家族には時間とプライバシーが必要だということを、ご理解いたいだきたいのです」 「仕事（公務）は常に、深い喜びを与えてくれるものでした。再開できるときを、心待ちにしています。いまは、完全に回復することに集中しなければなりません」 From TOWN&COUNTRY
