どぶろっく（森慎太郎／江口直人）

　3月15日放送の『ぽかぽか』（フジテレビ系）に、下ネタ芸で人気のどぶろっく・江口直人さんと森慎太郎さんが「ぽいぽいトーク」のコーナーにゲスト出演していました。 　同コーナーはゲストのイメージを勝手に想像するという内容で、視聴者からは「自分が出ている番組、家族に見せないっぽい」というものでした。そのイメージに対して、「◯」の札を上げた江口さんは「今日とかも生放送ですから、もちろん勝浦で釣りしてることになってます」と家族に番組出演を伝えていないことを明かしました。 「×」の札をあげた森さんは「僕は（家族に）『見せない』って決めてるわけじゃなくて、『どっちでもいいよ』と思ってて。僕がいるときに見ているところは見たことないです。もしかしたらこっそり……僕はむっつりスケベなんで、そういう家庭なのかもしれません」とそれぞれの家庭事情を話し、会場を沸かせていました。 　筆者は以前、どぶろっくに、下ネタについて家族はどう思っているのかお聞きしています。 　コント日本一を決める大会『キングオブコント2019』（TBS系）で優勝した直後に、MCのダウンタウン・浜田雅功さんから涙を流していることを指摘された江口さんは「涙じゃなくて、がまん汁です」とド下ネタで返していました。 江口「あれは奥さんに怒られました。『ただ泣いてればよかったのに』って（笑）」 森「ウチは（優勝後）奥さんに電話したら『がまん汁がよかったね』って。僕の嫁から初めてがまん汁という言葉を聞けて、妙に興奮しました（笑）」と対照的な反応だったのです。 　ご両親の反応については、 江口「僕は親に『見て』とも言わないし、親も俺がこういう仕事してるから『やめて』とかは言わないです。けど、だからといって家族みんなでテレビの前で見るってこともないですね」 　筆者が、江口さんに「セクシー男優に話を聞いているようだ」と伝えると、「本当そうなんです（笑）。マジで同じなんですよ」と納得されていました。 森「ウチは特に厳格な親父なんで、ネタの感想は絶対に言わないんですよ。でも一回思いきって『俺らの下ネタどう思ってるの？』って聞いたら、『下ネタだけど、2人が歌うとなんか聞けちゃうんだよね』って……『ウチの親父はけっこうエロが好きなのかな？』と思いました（笑）」 　コンプライアンスが厳しい時代ですが、どぶろっくの下ネタは世間に受け入れられています。江口さんは「歌にのせるとすごくモザイクがかかる」と同番組で自己分析していました。2人のきれいな歌声やメロディで下ネタを “自主規制” していたんですね。 ●インタビューマン山下 1968年、香川県生まれ。1992年、世界のナベアツ（現・桂三度）とジャリズム結成、2011年に解散。同年、オモロー山下に改名し、ピン活動するも2017年に芸人を引退しライターに転身。しかし2021年に芸人に復帰し現在は芸人とライターの二足のわらじで活動している。