3月2日までの予算通過認めず 立民・泉氏「政倫審出席が不足」
立憲民主党の泉健太代表は24日、自民党が目指す2024年度予算案の3月2日までの衆院通過は容認できないとの認識を示した。自民派閥の政治資金パーティー裏金事件を受けた政治倫理審査会で「より多くの自民議員が語らなければ、予算審議は進められない」と長崎県新上五島町で記者団に語った。 3月2日は予算の23年度内成立が確実となる期限。泉氏は、自民は予算審議が終わると野党の要求を受け入れなくなると主張し、裏金事件の実態は「審議の間に真相究明しなければ、闇の中になってしまう」と訴えた。政倫審を公開で開催するよう重ねて求めた。