このままだと非常にヤバい…。J2で大苦戦するチーム(2)昇格はまた無理? 期待されるも負け越すオリジナル10
明治安田J2リーグが開幕し、各チームは8試合を消化した。J1昇格に向けロケットスタートを見せるチームがある一方で、勝ち点を積み上げることができず、今後に向け不安を残すチームも多い。今回は、開幕でつまずき黄信号が灯っているチームを6つ紹介する。
ジェフユナイテッド千葉 順位:13位(勝ち点10) 成績:3勝1分4敗(20得点12失点) 監督:小林慶行 ジェフユナイテッド千葉は昨季、監督に小林慶行を据え6位でシーズンを終えた。2017年以来の昇格プレーオフにも進出し、確かな成長を感じたシーズンだったといえる。今季はジュビロ磐田からエドゥアルド、藤枝MYFCから横山暁之を獲得し中盤の層を厚くした。しかし、悲願のJ1昇格に向け息巻いた今シーズンだったが、何とももどかしい時間を過ごしている。 第7節終了時点で2勝1分4敗。得点はとれているのだが、その分失点も多い。2トップの技術、特に2年目の小森飛絢の個に頼る攻撃をしているため、小森の調子次第で攻撃が機能不全に陥ることもしばしばだった。また、昨季6位の原動力となった田口泰士、今季の目玉補強の1人と言っていいエドゥアルドが離脱したことも大きな痛手に。中盤の要である2人を欠いた第4節以降、4戦連続で未勝利の状態が続いていた。2人の影響力は痛感しているだろうが、彼らが復帰するまでに順位を回復しておきたい。 第8節の栃木SC戦では8-0と歴史的大勝を収めたジェフ千葉。ド派手な勝利だっただけに、この勝利を上昇気流に変えたいところだ。ここから勝ち点を積み重ね、2009年に止まったままの時計の針をまた動かすことはできるだろうか。
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