天竜浜名湖鉄道、運転士不足で21日から減便…夕方以降の上下線各5本運行できず
天竜浜名湖鉄道(浜松市)は今月21日から来年3月14日まで、部分運休を含め上下線各5本を減便すると発表した。午後4時台から夜間が対象。運転士が減少し、現状の運行ダイヤを維持するのが難しくなったという。 【地図】天竜浜名湖鉄道の主な駅
天浜線は、掛川駅(静岡県掛川市)と新所原駅(同県湖西市)を結び、通勤、通学に加えて観光客も利用する。
定期利用が多い午前中の運行と、最終列車に変更はない。減便の詳細は駅や列車内で掲示しているほか、同社のホームページ、SNSで案内している。
同社によると、沿線では今月21日から冬休みに入る高校が多いといい、「運転士の退職が重なった。乗客への影響が少ない時期、便を選んでいる」としている。