4月衆院補選どうなる？東京15区・島根1区・長崎3区の結果と解散総選挙への影響を予想！選挙ドットコムちゃんねるまとめ

YouTube「選挙ドットコムちゃんねる」では、毎週選挙や政治に関連する情報を発信中です。 2024年2月17日に公開された動画のテーマは……4月は衆院補選！結果次第では解散に影響！？ ゲストに選挙プランナーの松田馨氏をお招きし、補選の結果予想と解散への影響について語っていただきました。 解散総選挙はいつになる？ 【このトピックのポイント】 ・長崎3区は自民党不戦敗か ・島根1区は手堅く自民党勝利か。2勝1敗なら常在戦場モードに突入 ・背水の陣で臨む自民党に野党がどこまでまとまれるかが勝負のポイント

2024年4月 予定されている衆議院補欠選挙

2024年4月 予定されている衆議院補欠選挙

2024年4月は東京15区、島根1区、長崎3区の3つの衆議院補欠選挙が予定されています。（2月14日時点）このなかで自民党が候補者を決定しているのは島根1区のみです。 MC鈴木邦和「この時点でこの擁立状況ってちょっと遅いですか？」 松田氏「遅いですね」 東京15区に関しては公募の方針を決定しており、候補者を擁立する方向で進んでいるようです。

区割り変更の長崎3区では「不戦敗を良しとする声も」！？

一方、長崎は区割り変更で選挙区が4から3に減るエリア。すでに各選挙区の支部長は決定しており、長崎3区で自民党候補が当選しても次の総選挙で行き先がないため、不戦敗を良しとする声が上がっているとのことです。 松田氏も候補者を立てずに不戦敗になることを予想。「自民が無理に取りに行くメリットがない」とコメントしました。 もう1つ気になるのは東京15区ではまだ候補者を決めていない立憲民主党の動きです。 MC鈴木は東京15区に国民民主党が候補を擁立する点に着目。立憲がすでに候補者を決定している島根1区と抱き合わせで選挙協力に乗り出す可能性に言及しました。 それに対し、松田氏は今の両党の距離感で選挙協力することは難しいと予想します。立憲も東京15区に候補者を擁立し、その結果として2023年の千葉5区補選同様、野党乱立で自民党候補が当選する可能性もある、とコメントしました。 野党間の候補者調整について、松田氏とMC鈴木は東京15区で維新が候補者を降ろすことはあり得ないとの見解で一致。金澤ゆい氏がこれまで活動を続けてきたこと、次の衆院選につなげる考えがあることをその理由として挙げました。 松田氏「東京15区に立憲が立てた場合に共産党がどうするのかということはあると思います」