ユージェニー王女とベアトリス王女、国王に無視され「非常に動揺」 公務を手伝う意思を示すも却下される
チャールズ国王とキャサリン皇太子妃が病気の治療のために公務を控えている英国王室。そのため人員不足が指摘され、一部の国民やロイヤル専門家からはアンドルー王子の2人の娘、ベアトリス王女とユージェニー王女にワーキングロイヤルとして公務を担当させるべきではないかという声も上がっている。一部のマスコミからは王女たちが公務に就くことをためらっているという報道も出ている。 【写真】チャールズ国王がパパの表情を見せたレアなスナップ集
でも両王女の関係者がこれを否定。ウェブサイト「デイリービースト」に対して、王女たちには公務を手伝う意思があると話している。「2人は王室を助けたいということを明らかにしているのに、それがまったく生かされていないのは彼女たちに対する意地悪のように思える。特にアンドルー王子がロイヤルファミリーに再び受け入れられているのを考えるとそう見える」。
アンドルー王子は性的スキャンダルで公務を退いている。今も引退生活は続いているが、先週末に開催されたイースターの礼拝にもロイヤルファミリーと共に出席。ロイヤルの一員として振る舞っていた。王子は2月に行われたギリシャの故コンスタンティノス2世国王への感謝の礼拝にも参加していた。
「王女たちは何も悪いことはしていないし、父親の罪を負わされるべきではない。王女たちは自分たちには提案できることがたくさんあると思っていた。そのため国王から無視されたことに非常に動揺している。とはいえ驚いてはいない。悲しんでいるだけだ」。
一方、ロイヤルファミリーの友人は国王に悪意はないと話している。同サイトに「国王は王女たちをとても気に入っているが、彼女たちを含めフルタイムで働くワーキングロイヤルを増やす余地はないことを認めている。またエリザベス女王が明らかにしていたようにパートタイムで働くロイヤルという選択肢はない」。ヘンリー王子とメーガン妃が半分ロイヤル、半分民間という立場をとることが許されなかったのと同じだと語っている。