ユーロ買われ過ぎ懸念で「米ドル反発」…株高終焉の可能性
先週後半から、反発が目立ってきた「米ドル」
幻冬舎ゴールドオンライン
米ドルは、2020年のコロナ・ショック後、豪ドルに対しては約3割、そしてユーロに対しては約15%も下落しました。ただし、対円での米ドル下落は、あまり目立たなかったため、米ドルが「コロナ後最弱」通貨といった印象を抱く日本人は少なかったのです。そんな「2020年の最弱通貨」米ドルは、マネックス証券・チーフFXコンサルタントの吉田恒氏によると「対円は別にして、円以外の通貨に対しては底値が近い可能性がある」のです。実際、先週後半から実際に米ドルの反発も目立ってきました。今回は、米ドルは当面の底を打ったのか、対ユーロに注目して見ていきましょう。当連載では、吉田恒氏が「様々な外貨の底値」について考えます。
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吉田 恒