鶴岡市では冬の訪れを告げる出羽三山神社の伝統行事、松の勧進が始まりました。 松の勧進は、羽黒山の山伏が家々を回り大みそかから元日にかけて行われる松例祭の浄財を募る行事です。 午前8時半すぎに社務所を出発した山伏たちは、羽黒町手向地区を回りほら貝の音を響かせながら一軒一軒訪問しました。 そして無病息災や家内安全を願うお札を配っていました。 「このほら貝の音を聞くと私たち手向地区の人たちもいよいよ冬に向かっているなと思う。出羽三山に守られて鶴岡市も大きな災害が今年はなかったのかな」「何事もなく来年も良い年でありますようにお祈りする」 松の勧進は、年末まで続けられます。