クラウンはやっぱりFRに限る!? 新型「クラウン セダン」はハイブリッドと水素の2本立てで発売!
新型クラウンの大本命!? セダンバージョンがついに販売を開始。トヨタが目指す“新時代のニューフォーマルセダン”とは一体どのようなものなのか。写真とともに解説する。 【写真】新型クラウン セダンの詳細を見る!(全51枚)
新世代のクラウン セダンとは
トヨタ自動車は11月2日、「クロスオーバー」「スポーツ」に続く新型クラウンシリーズの第3段となる「クラウン セダン」を発表。同日から注文を受け付け、11月13日から販売を開始した。 新型「クラウン セダン」は、快適な乗り心地と上質な走りと共に、ショーファーニーズを満たすくつろぎの空間を創出するために「ニューフォーマル」という新たな価値観に挑戦。パーソナルにもビジネスにも応える「セダン再発見」を感じさせるクルマに仕上げたと説明する。 全長5,030mm、全幅1,890mm、全高1,475mm、ホイールベース3,000mmのボディは、「オーソドックスなセダンはつくりたくない」というデザイナーたちの思いのもと、FRプラットフォームを活かした水平基調の伸びやかなプロポーションを実現。 フロントは、鋭さとワイド感を強調する「ハンマーヘッド」と、縦基調パターンを施した大型台形グリルの「アンダープライオリティ」の組み合わせで、フラッグシップらしい存在感を強調。リアはワイド感を強調する横一文字のテールランプを採用した。ボディカラーはフォーマルユース向けのホワイト、シルバー、ブラックのほか、パーソナルユース向けのグレーやブロンズなど全6色を設定した。 インテリアは大型の杢目調パネルを採用し、落ち着きがありながら広がりのある室内空間を創出。インパネの両端や前席足元、後席のドアトリム左右には64色に色替え可能なLED照明を配置し、行燈のような柔らかい灯りによるおもてなしの心を込めた、日本ならではの光による演出を取り入れている。 後席は、3mのホイールベースを生かしてショーファーニーズに応えるゆとりを創出。広い足元スペースや足抜きしやすいスムーズな乗り降りを実現したほか、リラクゼーション機能や日差しを遮る電動式サンシェードなど、数々のおもてなし装備を設置している。インテリアのカラーは、ブラックとミッドブラウンの2色が用意される。