消えゆく”緑やくも”がレンタカーに!?ユニークラッピングで撮り鉄の心を鷲掴み!(鳥取・日南町)
山陰中央テレビ
ラストランそして新型車両のデビューと話題が多い「やくも」ですが、今度は停車駅の一つ日南町の生山駅に、「やくも」にちなんだユニークなレンタカーがお目見えしました。 ボディーには鮮やかな緑色のストライプ。「やくも」のエンブレムにヘッドマークも!4月7日から営業を始めるレンタカー、その名も「緑やくも色381系ラッピングオッサンレンタカー」です。 ラッピングを手がけたのは、本家「やくも」と同じJRの後藤総合車両所、正真正銘のやくもラッピングです。 オッサンレンタカー・前田浩史さん 「381系のやくもが消えていくのが分かって、何とか形を残したいと思って。 現車に忠実な色で映えると思います」マニアックなこのレンタカーを企画したのはやくもの停車駅、日南町の生山駅近くでガソリンスタンドを経営する前田浩史さん。車に関わる仕事をしていますが、実は大の鉄道ファン、事務所には鉄道模型、さらに自身が撮影した写真…いわゆる「撮り鉄」です。 ある時、飲み仲間に「緑やくものレンタカーを作りたい」と夢を語ったところ…本家を手がける後藤総合車両所で作業を請け負う会社の社長につながりました。 オッサンレンタカー前田浩史さん 「山陰の玄関口・生山駅で降りていただいて、この車で奥日野路、蒜山・大山の小旅行に使って頂ければありがたいなと。写真が趣味の撮り鉄の方にも乗っていただければと思います」 リバイバル列車に新型車両…全国からも注目される「やくも」に乗って、生山駅を山陰観光の拠点にしてほしいと意気込みます。レンタカーは1日1台限定で、料金は一律4400円。午前7時から午後7時まで利用できます。このユニークな緑やくものレンタカーは、4月7日から営業を始めます。
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