米国首都のワシントンDCが“桜色”に 大谷翔平が初出場の日に日本文化を祝う第1回イベント開催
◆米大リーグ ナショナルズ―ドジャース(23日・米ワシントンDC=ナショナルズパーク) ドジャース・大谷翔平投手(29)が23日(日本時間24日)、敵地・ナショナルズ戦に「2番・DH」で先発出場。この試合はアメリカの首都・ワシントンDCの日本文化を祝う「Japanese Heritage Day」の第1回として行われている。 1912年に日本から桜が贈られたワシントンDCは、今や世界有数の「桜の名所」として知られる。この日、ナショナルズが着用している「シティコネクトユニホーム」は22年から採用されたチャコールグレーを基調とし、ピンクの桜をあしらったデザインだ。限定チケットを購入した来場者は右袖に日本の国旗、背ネームの箇所にはカタカナで「ナショナルズ」の文字が入った特別ユニホームが配られた。球場右中間の巨大スクリーンもピンクが目立つ配色になっている。 ワシントンDCにある在アメリカ合衆国日本国大使館の山田重夫・特命全権大使は同大使館の公式X(旧ツイッター)で家族、友人と来場したことを報告。「日米友好の素晴らしいお祝いを実現してくれたナショナルズのスタッフとファンに感謝します」などとつづった。 ドジャース・ロバーツ監督は沖縄県生まれ。「Japanese Heritage Day」については「特定のヘリテージ(伝統)を持つグループのためのイベントは素晴らしいことだと思う。野球は世界的なスポーツだ。様々なタイプの人々が、野球を愛している」と話した。
報知新聞社