【サンスポ盃・船橋記念】エンテレケイアが人気に応えて4馬身差の快勝
吉原寛人騎乗で1番人気のエンテレケイアが、内枠から好スタートを決めてハナを奪うと直線で後続を突き放し、5番人気のスワーヴシャルルに4馬身差をつけて重賞3勝目。吉原騎手は21カ月連続の重賞勝利を挙げた。勝ちタイムは59秒9(稍重)。29日付で引退する森泰斗騎手は、3番人気ギガースとのコンビで最後の重賞騎乗に臨み、3着だった。 ■エンテレケイア 父アジアエクスプレス、母スターレット、母の父ブライアンズタイム。栗毛の牡6歳。浦和・小久保智厩舎所属。北海道浦河町・谷川牧場の生産馬で、馬主は小田吉男氏。戦績38戦9勝(うち中央8戦1勝)。獲得賞金1億1557万円(うち中央1370万円)。重賞は2024年SⅡ習志野きらっとスプリント、SⅢアフター5スター賞に次ぐ3勝目。サンケイスポーツ盃船橋記念は小久保智調教師、吉原寛人騎手ともに初勝利。 ◇ ◆吉原寛騎手(エンテレケイア1着)「(馬体重が減って)すっきりと見せていたので、動ける状態だなと思っていた。ハナを取り切ってからはいいリズムで走ってくれた」 ◆クアトロ騎手(スワーヴシャルル2着)「有利ないい位置を取れたけど、勝った馬が強かった。馬の力は出せた」 ◆森泰斗騎手(ギガース3着)「長い間ジョッキーをやっていて、甘くないことは分かっている。自分なりに納得している」 ◆達城龍騎手(ジャスティン4着)「砂をかぶって嫌がっていた。きょうの馬場はきつい」 ◆秋元耕騎手(アイゴールド5着)「最後は疲れて外にモタれていたけれど、少しずつ力をつけているからね」