新水前寺駅近くに新バス停 熊本市電とバス利用の分散目指す実証実験27日から
熊本朝日放送
熊本市電とバス利用客の分散を目指し、熊本市がJR新水前寺駅周辺に、新たなバス停を設置する実証実験をはじめます。 設置されるのは、熊本市中央区にあるJR新水前寺駅の高架下周辺です。 佐藤由季アナウンサー 「新たに設置される予定の場所は、新水前寺駅から降りてすぐ。高架下なので、市電の電停と同様に屋根があり、雨の日でもスムーズに利用することができます」 熊本市によると、朝のピーク時の混雑率はバスが30%ほどなのに対し、熊本市電では90%を超え、利用客が電停の外まで並ぶ危険な状況が課題となっています。 既存の水前寺駅通りバス停がJR新水前寺駅からおよそ150m離れていることから、近くに新設することでバスの利用を促す狙いがあります。 実験は11月27日から21日間行われ、この期間、通称・電車通りの上りの左折レーンを短縮、歩道の幅を狭くします。 熊本市は周辺住民にアンケートを取るなどして、設置に向けた検討をするとしています。