秒殺KOデビューの中国マッスル女子ワン（UFC JAPAN)

　11月23日に中国・特別行政区マカオで開催された総合格闘技イベント『UFCファイト・ナイト』の女子フライ級マッチにて、“中国マッスル女子”ワン・ツォン（32）がガブリエラ・フェルナンデス（31=ブラジル）と対戦することが決定した。 【フォト&動画】中国マッスル女子ワンの衝撃KOシーン、鍛えたマッスルボディも 　ワンは散打の世界王者の肩書を持ち、過去にキック、ボクシングで無敗の活躍を見せ、22年からMMAに転向すると6戦全勝の快進撃。今年5月の『Road To UFC』の非トーナメント試合でギロチンチョークで圧巻の一本勝ちを飾り、UFC契約を勝ち取った。鍛え上げたマッスルボディから繰り出す豪打が特徴だ。 　また、今年8月のUFCデビュー戦ではヴィクトリア・レオナルドと対戦。右クロス一撃で相手を倒し、1R1分2秒わずか62秒の秒殺KO勝利を飾った。 　対するフェルナンドは元LFA女子フライ級暫定王者。23年2月から参戦するUFCでは1勝2敗と負け越しており、今回のワン戦で何としても勝利が欲しいところだ。 　ワンは2015年にキックボクシングマッチで現UFC女子フライ級王者のヴァレンティーナ・シェフチェンコに勝利しており、UFCデビュー戦の勝利マイクでいきなりシェフチェンコへの挑戦をアピールしていたが、2連続KOを決めて大きな注目を集めることができるか。