1800年前からの伝統 旧暦元日に和布刈神事
北九州市の和布刈(めかり)神社で10日、旧暦の元日の未明に、海で刈り取ったワカメを神前に供える「和布刈(めかり)神事」が行われました。 関門海峡に面する、北九州市門司区の和布刈(めかり)神社では、10日午前2時半から、3人の神職が松明の明かりを頼りに岩に生えているワカメを鎌で刈り取りました。 境内には、多くの参拝客が集まり、この伝統神事を見守りました。 この神事は旧暦の元日に刈り取ったワカメを神前に供えて、繁栄や平和を願うもので、今から約1800年前から続くとされています。