<高校野球>関東出場2校が決定 浦和実が接戦制し24年ぶり 西武台は9回土壇場で逆転勝ち きょう29日決勝、ともに初の優勝を狙う 見どころは
(埼玉県大会 第6日、28日・県営大宮) 準決勝を行い、浦和実と西武台がそれぞれ勝って決勝に進出するとともに、来春の選抜大会出場への最終関門となる秋季関東大会(10月26日~11月3日・神奈川)の出場権を獲得した。浦和実は24年ぶり3度目、西武台は5年ぶり5度目の出場となる。 8強以上の組み合わせ アルファベットはシード校【写真3枚】 浦和実はBシード山村学園に4―2で競り勝った。二回に深谷のスクイズ(記録は野選)で先制。六回までに駒木根の中前適時打などで3点を追加した。投げては駒木根が2失点完投で逃げ切った。 西武台はBシード春日部共栄に4―3で逆転勝ちした。1―3の九回1死満塁に代打金谷の適時二塁打で同点とし、なお1死二、三塁で横内のスクイズで勝ち越した。 最終日は29日、浦和実―西武台(10時)のカードで決勝を実施。ともに初の優勝を狙う。
■ノーシードで初V懸け激突/決勝戦見どころ ともにノーシードから実力校を破り決勝に進出した勢い十分の両校が、初優勝を懸け激突する。 浦和実は石戸、駒木根の両左腕が二枚看板。先発が濃厚な石戸は、得意のかわす投球で凡打の山を築けるか。準決勝で4安打の7番橋口、3犠打を決めた8番深谷が攻撃の鍵を握りそうだ。 西武台はここまで7安打の内藤、金、田代、今沢が打線をつなぎ一気に流れを引き寄せたい。準々決勝、準決勝ともに逆転勝利した勝負強さが売りなだけに、最後まで目が離せない。