“外回り”から“内回り”へ 青森環状道路 駒込交差点の右折
青森朝日放送
国道7号青森環状道路にある駒込交差点では、3日から右折レーンの交差方法が「外回り」から「内回り」へと変更になりました。 国道7号青森環状道路は中央に青森自動車道が通っていて、交差点では青森自動車道をくぐりながら右折をしなくてはいけない独特な形状となっています。 青森市内を東西に横切る国道7号青森環状道路には、このような交差点が16カ所あります。 そのうちの駒込交差点で、3日から右折する時の交差方法が変更となっています。 【坂本庸明記者】 「交差方法が変わったことを知らせるため、交差点前には矢印の案内板が設置されています」 【国交省 青森河川国道事務所 阿保和徳副所長】 「事故が多かった。(去年までの)5年間で5件発生しておりまして、そのうち4割が右折車両に関連する事故ということで」 「『外回り』で右折していただいていたんですけど、それを見通しを良くして事故対策したいということで、『内回り』に対策の方を変えさせえいただきました」 駒込交差点とは別の「外回り」で右折をする交差点の映像です。 対向車線の右折車両の左側から外側を回り込みながら右折していきます。対向車線の右折車両が並ぶレーンでその向こう側から出てくる直進車両が見にくい状況になります。 一方、3日から「内回り」となった駒込交差点です。 対向車線の右折車両の右側から右折する「内回り」では、対向車線の直進車両が見やすく事故の防止につながります。 【国交省 青森河川国道事務所 阿保和徳副所長】 「(慣れるまでは)十分留意して交通安全に努めて通っていただければと思っております」 「慣れてしまえば、見通しが良いので右折する際の事故の軽減にはつながるかなと思っておりましたので」 国道7号青森環状道路では、駒込交差点を含めた4カ所が、国道側・市道側の両方が「内回り」での右折となっています。 その他の交差点について、国土交通省青森河川国道事務所は「それぞれの交差点の事故発生形態を見ながら対応を検討していく」としています。