【大学野球】 立大が慶大戦の連敗を「20」で止める 木村監督「ホッとしています」
◆東京六大学野球春季リーグ戦第4週第3日▽立大7―5慶大(6日・神宮) 立大が慶大戦での連敗を20で止め、1勝1敗1分けで第4戦に持ち込んだ。 中1日で先発したエース・小畠一心投手(3年=智弁学園)が、7回5安打1失点と好投。打線は、5番・菅谷真之介(4年=市船橋)の本塁打など12安打で7点を挙げ、投手陣を援護した。 「昨日、一昨日と、なかなか勝てなかったので、1つ勝ててホッとしています。小畠は、中1日でしっかり試合を作ってくれた。打線が点を取り、小畠が報われたのでよかった」と木村泰雄監督(63)。4日の1回戦で8回無失点の好投を見せながら、打線の援護がなかった小畠に勝ちがついたことを喜んだ。 今季の立大は、早大、法大戦と、ともに1勝1敗で迎えた3回戦を落とし、勝ち点を挙げられずにいる。「(慶大と)3試合戦ってきて、投手も野手もいい働きをしてくれた。この流れで戦うことができれば勝てると思います」。2018年秋に始まった悪夢のような連敗にピリオドを打った指揮官は、勝ち点奪取へ自信をのぞかせた。
報知新聞社