しゃぶしゃぶ店の爆発事故でガス設備の点検業者の男を在宅起訴(福島)
福島放送
2020年に郡山市のしゃぶしゃぶ店で起きた爆発事故で、検察はガス設備の保安業務を請け負っていた業者の男を在宅起訴しました。 起訴状などによりますと、郡山LPガス保安管理センターの調査部部長だった50代の男は、2019年12月に郡山市のしゃぶしゃぶ店を調査した際に、注意義務を怠ってガス管の腐食を見落とし、その後の爆発事故を引き起こして28人を死傷させた罪に問われています。 男はしゃぶしゃぶ店の運営会社の社長らとともに一度は不起訴処分になりましたが、検察審査会の不起訴不当の議決を受けて検察が再捜査してました。 なお、運営会社の社長ら3人は、26日付で再び不起訴処分となりました。 事故で大けがをして検察審査会に申し立てをした女性は「刑事裁判の道が開け、ようやくスタートに立てたように思う」などとコメントしています。