「また会えたらいい」八木山動物公園の「は虫類館」 46年の歴史に幕〈仙台〉
仙台放送
老朽化のため取り壊しが決まっている八木山動物公園の「は虫類館」が、11月4日、46年の歴史に幕を閉じました。3連休最終日は多くの人が訪れ、別れを惜しみました。 すっきりとした秋晴れとなった11月4日、動物園は多くの人たちでにぎわいました。中でも人気を集めていたのが「は虫類館」です。 今年で開館46年。老朽化などのため取り壊される予定で、4日が見納めとなりました。は虫類館で38年間、最も長く暮らしてきたのが「ヒラリーカエルアタマガメ」。名前の由来はカエルのような顔ということですが、最終日、その表情はどこか寂しげです。 訪れた人 「ちょっと悲しい。また会えたらいいです」 「小さいころからよく来ていました。寂しいです。早く新しくなってまた来たいです」 は虫類館の生き物はこれから他の動物園などに引っ越します。跡地は「アフリカ園」と一体となって整備され、2028年に展示が始まる予定です。
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