【MLB】フィリーズがDバックスを撃破 3連勝で貯金23 全30球団で唯一となる勝率6割台に復帰
【フィリーズ6-4ダイヤモンドバックス】@チェイス・フィールド
日本時間8月9日、フィリーズは敵地チェイス・フィールドでのダイヤモンドバックス4連戦がスタート。好調のチームとの対戦となったが、初戦を6対4で制し、ダイヤモンドバックスの連勝を4で止めるとともに、自軍の連勝を3に伸ばした。フィリーズ先発のコルビー・アラードが5回6安打1失点で今季初勝利(0敗)を挙げ、5番手のカルロス・エステベスは1点を失ったものの、21セーブ目を記録。ダイヤモンドバックス先発のジョーダン・モンゴメリーは6回途中8安打4失点で6敗目(7勝)を喫した。 【動画】フィリーズのJ・T・リアルミュートが8号ソロを放つ 両軍無得点で迎えた5回裏、フィリーズはエウヘニオ・スアレスの17号ソロで1点を先制されたものの、直後の6回表に反撃。二死1塁からウエストン・ウィルソンのタイムリー二塁打で追いつくと、そこからチャンスを広げて満塁とし、トレイ・ターナーとブライス・ハーパーの連続タイムリーで3点を勝ち越した。6回裏にジェイク・マッカーシーの4号2ランで1点差となったが、7回表にJ・T・リアルミュートの8号ソロでリードを広げ、9回表にもエドムンド・ソーサのタイムリー二塁打で1点を追加。9回裏にマッカーシーのタイムリーで2点差に迫られたが、6対4で逃げ切った。 フィリーズはこれで69勝46敗の貯金23となり、勝率は6割ちょうどに。今季のMLBは突出して高い勝率を残しているチームがなく、フィリーズは全30球団で唯一の勝率6割台となっている。日本時間7月14日の時点で今季最多の貯金29としたあと、17試合で今季ワーストの6連敗を含む4勝13敗と大きく失速したが、ドジャース3連戦の最後の2試合に勝利し、今日の試合と合わせて3連勝。再び勢いに乗ってきた感がある。地区2位のメッツと8ゲーム差、3位のブレーブスとは8.5ゲーム差がついており、13年ぶりの地区優勝は濃厚。目標はもちろんその先、16年ぶりとなるワールドシリーズ制覇だ。