JAアオレンが日本初の取り組み ダンボールに “あるもの” を使用
青森朝日放送
JAアオレンが日本で初めての取り組みに挑戦しました。 リンゴジュースが入った段ボール。一見、普通の段ボールに見えますが、近づくと…。 表面に茶色の点々が見えます。実は、この段ボールにはリンゴジュースを作る際に発生する搾りかすが活用されています。 26日は、JAアオレンの小笠原康彦代表理事会長たち3人が弘前市役所を訪れ、桜田市長に段ボールの完成を報告しました。 リンゴの搾りかすは段ボールの表面に使われているため、印刷が思うようにいかないなど、最初は苦労が多かったといいます。 それでも「リンゴのまち」弘前から、この取り組みを発信したいという思いが実現を後押しました。 果物の搾りかすを段ボールに活用する取り組みは、日本で初めてということです。 【JAアオレン 小笠原康彦代表理事会長】 「生のリンゴの段ボールにも活用できる方向性で進めていき、リンゴ全体で循環型社会に役立てられればと思います」 リンゴの搾りかすを使った段ボールは、12月2日から出荷されるリンゴジュースで活用されます。