元伊代表ザンブロッタ氏が元同僚イブラに「ミランをふさわしい場所へ導いて…」
元イタリア代表DFでミランOBのジャンルカ・ザンブロッタ氏が15日、イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』のインタビューに応じ、古巣に見解を示した。 ステファノ・ピオリ率いるミランは18日、ヨーロッパリーグ(EL)準決勝進出を懸けて、ローマとのイタリア勢対決第2戦に敵地で挑む。ザンブロッタ氏は、ホームで第1戦を落とした古巣の逆転を願っている。 「ミランは、不利なスコアで満員のスタディオ・オリンピコに向かわなければならず、難しい試合になるだろう。第1戦の結果を覆さなければならないが、不可能なことは何もない。対戦相手のローマは好調で、ここ数カ月、素晴らしい歩みを見せてきた。対するミランはやや困難もあったが、次戦は分からない。ミランに勝負を振り出しに戻すチャンスはある。イタリアのカルチョにとって素晴らしい一戦になることを願っているよ」 ミランでは、ザンブロッタ氏の元同僚であるズラタン・イブラヒモヴィッチ氏が幹部としてクラブに復帰。ピッチ外で影響力を示している。 「重要な人物であり、素晴らしいパーソナリティを持っていて、チームにとって助けとなるだろう。クラブは将来を見据えたプロジェクトを行っている。イブラにとって初めての経験であり、簡単ではないかもしれないが、ミランをふさわしい場所へ導いてくれることを願っている」 ミランの対戦相手であるローマの指揮官は、ザンブロッタ氏の友人であり、元同僚のデ・ロッシだ。元イタリア代表DFは、若き指揮官にエールを送った。 「ダニエレのインパクトはポジティブだった。チームから良い反応を得られている。ダニエレは最高の仕事をしているので、私もうれしく思っているよ。彼はプロとして人間として素晴らしく、カルチョの偉大な識者でもある。彼が来シーズンもローマに残留できるよう期待している」