不動産で働く "バリキャリ" 女子から、「デンマーク国王の妻」に! 注目度UPのメアリー王妃についておさらい
メアリー王妃って、どんな人?
デンマークの新たな王妃は1972年2月5日、オーストラリア・タスマニア州の州都ホバートのバッテリーポイントにあるクイーン・アレクサンドラ病院で、「メアリー・エリザベス・ドナルドソン」として誕生した。 将来の夫となる国王と出会うまで、広告とマーケティング・コミュニケーションなどの仕事に従事。その後は不動産エージェント「ベル・プロパティーズ」の営業部長となり、順調にキャリアを積んでいた。 国王夫妻の出会いは、シドニーで夏季オリンピックが開催されていた2000年。場所は、国王が弟のヨアヒム王子やほかのヨーロッパの王族たちと訪れていたパブ「スリップ・イン」だった。 そのロイヤルたちのひとり、スペインのフェリペ皇太子(当時)の知り合いの女性(メアリー妃のフラットメイトのきょうだい)が、夫妻が知り合うきっかけになったという。
未来の国王と結婚へ
それから間もなくして、2人は交際を開始。しばらくはスポットライトを浴びることもなく、ひそかに遠距離恋愛を続けていた。だが、2001年にデンマークの週刊誌『ビルド・ブラデ』が「皇太子の恋人」について報じたことにより、状況が一変した。 デンマーク王室は2003年9月24日、「マルグレーテ女王は皇太子の結婚を認める意向」だと明らかにした。そして、翌月には正式に婚約が発表された。婚約指輪は、エメラルドカットの1.5カラットのダイヤモンドの両脇にルビーがあしらわれたもの。2種類の宝石の色で、デンマークの国旗が表現されている。
結婚式は2004年5月14日、コペンハーゲン大聖堂(聖母教会)で行われた。その後、夫妻には4人の子どもが誕生している。
from Harper's BAZAAR US