井上拓真、兄弟での防衛に「結果的にいい(形で)バトンを渡せた」
プロボクシングの4大世界タイトルマッチ(東京ドーム)から一夜明けた7日、4試合の勝者が横浜市内の大橋ジムなどで会見。井上尚弥(31)=大橋=の弟で、2度目の防衛に成功したWBA世界バンタム級王者の井上拓真(28)=同=も出席した。 拓真は兄弟そろっての防衛。「1回にダウンしてこのままじゃ終われないという気持ちだった。結果的にいい(形で)バトンを渡せた」とわずかに腫れた顔を緩めた。 兄・尚弥も1回にダウンを喫し「心臓が止まるんじゃないかと思うぐらい焦っちゃいました。もうお兄ちゃんのダウンは見たくない」。父・真吾トレーナーは「噓でしょみたいな。びっくりしました。ダブルじゃないですか。寿命が5年、10年は縮まってますよ」と冷や汗をかいていた。