５月、北海道江別市内の空き家に忍び込み、ウイスキーなどを盗んだ疑いで88歳と70歳の男が逮捕されました。 　窃盗と邸宅侵入の疑いで逮捕されたのは、札幌市北区の無職、海野秀男容疑者88歳と札幌市白石区の無職、松田秀美容疑者70歳の２人です。 　２人は５月19日午後８時すぎから午後９時すぎにかけて、江別市野幌代々木町の空き家に侵入し、現金約200円とウイスキー３本、交通系ＩＣカード２枚（時価合計約1万円相当）を盗んだ疑いが持たれています。 　その６日後、空き家を管理している67歳の男性が訪れた際、室内が荒らされていることに気づき、警察に通報しました。 　警察は、２人を割り出した経緯については捜査に支障があるとして明らかにしていません。また２人が容疑を認めているかどうかや犯行の手口についても、差し控えるとしています。 　警察によりますと、札幌市内の近郊では５月以降、空き家から現金や貴金属が盗まれる同様の事件が十数件起きていて、警察は２人が関与していなかったかどうかや、共犯者の有無についても詳しく調べています。