デヴィ夫人「お葬式の時も華々しく仮装行列のよう」「これが電撃の魂」南部虎弾さんを追悼
1月に脳卒中のため72歳で亡くなったパフォーマンス集団・電撃ネットワークの南部虎弾(なんぶ・とらた)さんと、同じく1月に63歳で亡くなったお笑いタレントのエスパー伊東さんの合同お別れ会が23日、東京・港区で行われ、親交があった、デヴィ夫人ことデヴィ・スカルノさん(84)、ダイアモンド☆ユカイさん(62)、ビトタケシさん(61)さんらが出席しました。 【画像】電撃ネットワーク・南部虎弾さん死去 元ダチョウ倶楽部リーダー、過激な芸で海外進出…生涯振り返る 祭壇中央には、金色のスーツで決めポーズを決める南部さんと、エスパー伊東さんの遺影が飾られ、生前親交のあった著名人やファンら約550人が故人をしのびました。
ダイアモンド☆ユカイさんはピンクの衣装で、映画『トイ・ストーリー』の主題歌『君はともだち』などを熱唱。2人に向けて「ありがとう!南部さん、エスパー!」と、感謝の思いを叫びました。
エスパー伊東さんが所属していた事務所の社長で、お笑い芸人のビトタケシさんは、股関節を痛めて活動を休止してからのエスパーさんについて「昔は本当に几帳面で棚におもちゃや本をきれいに並べている方だった」としつつも、「家に行くと部屋の中がゴチャゴチャで、“足がとにかく痛い”と話していた。手術後に24時間歩いてはいけないのに、歩き出しちゃったみたいで、病院から電話が来ました」と、闘病生活を明かしました。 また南部さんについて、ビトタケシさんは「ここに本当は、南部さんがいないといけないんですよ。南部さんと一緒にエスパーを送ろうと話していたのに」と、声を詰まらせ目には涙を浮かべていました。
デヴィ夫人は、南部さんとの出会いについて「22、3年前に日本に戻ってきたときに、南部さんのパフォーマンスに度肝を抜かれました。ショーを見に行ったときも、私が知る世界と全然違う人がいる。動物園に来たのかと思いました」と、“デヴィ節”で会場を沸かせました。 続けて、デヴィ夫人は「お葬式のときも、華々しく仮装行列のような感じで、こんなに皆さんに親しまれているんだ。これが電撃の魂なんだと思いました。彼は人々に活気、勇気、精気、元気を与え続けた素晴らしい人だったと思います」と、南部さんを悼みました。