100年の時を経て人気再燃?仙台の若者が夢中のダンス「リンディーホップ」
東北大学で教鞭をとっているスプリング・ライアンさん(32)も常連の一人だ。仲間とバンドを組み、ギターを演奏しているライアンさん。リンディーホップを始めたのは、2年前に仙台のジャズフェスティバルで、演奏にあわせて楽しげに踊る人たちを見たことがきっかけだ。ほぼ毎週通いつめて、「自分でも満足できるぐらい、ステップを習得できた」とご満悦の表情だ。今では、国内外に出張すると、必ずスウィングダンスができる店を探すのだという。 現在、定期的にリンディーホップを楽しめる場があるのは、東北地方では仙台だけという。年に数回は、別な会場でダンスパーティーを開いており、100人近くが集まる。「リンディーホップは、年齢や人種に関係なく楽しめる」と尾形さん。仙台の若者を魅了したリンディーホップが、再び日本でブームになる日が来るかもしれない。 (平間真太郎/THE EAST TIMES)