夏にDFキヴィオル売却の可能性? アルテタが注目するのは17歳でオランダ代表デビューも飾ったアヤックスの逸材
2人の若手DFの去就は
アーセナルに所属するDFヤクブ・キヴィオル(23)は夏に売却される可能性があるようだ。 2023年1月にスペツィアからアーセナルにやってきたキヴィオル。CBが本職の選手ではあるが、アーセナルにはDFガブリエウ・マガリャンイスとDFウィリアン・サリバという鉄壁のコンビがいるため十分な出場機会を得ることができていない。 今季は左SBでの起用も多いが、CBの時同様に、DFオレクサンドル・ジンチェンコ、DF冨安健洋がいるため左SBでも定位置を確保することは簡単ではない。そんなキヴィオルにはACミランやナポリからの関心が今冬に報道されたが、指揮官のミケル・アルテタは、キヴィオルを「アンタッチャブル」な存在と見なしていると考えられており、移籍は実現しなかった。 しかし、英『Football.London』をはじめとする複数メディアで夏の同選手へのオファーにアーセナルが応じる可能性があると伝えられている。アルテタは、アヤックスに所属する逸材のヨレル・ハト(17)の獲得を検討しており、CBと左SBをこなすことのできるオランダ代表DFに興味を抱いているようだ。ただ、アヤックスはハトが18歳になったタイミングで新契約締結を検討しており、獲得にはそれなりの金額が必要になる可能性があるとのこと。 イタリアのクラブからのキヴィオルへの関心は引き続き続いており、アーセナルはハトを獲得できるのであれば、キヴィオル売却に動く可能性も十分に考えられるだろう。 また同メディアによると、DFユリエン・ティンバーが加入後アヤックスとアーセナルは良好な関係を築いているようであり、ハトはいつかティンバーの足跡をたどってイングランドに行きたいとほのめかしているという。
構成/ザ・ワールド編集部