休館3年を経て・・・山川砂むし温泉「砂湯里」が営業再開 多くの人でにぎわう 鹿児島・指宿市
鹿児島テレビ
建物裏の斜面が崩れたり、台風の被害で3年間休館していた、鹿児島県指宿市の砂むし温泉施設が5日から営業を再開し、多くの人が訪れました。 5日から営業を再開したのは、指宿市の山川砂むし温泉「砂湯里」です。 2021年11月に建物の裏の斜面が風化や大雨が原因とみられる崩落を起こし、浴場などが被害を受けました。 さらに2024年に入ってからも台風による高潮被害を受ける中、3年ぶりの営業再開にこぎつけました。 指宿市・打越明司市長 「(指宿市の)新たな魅力を次々に発信する場所になってほしいと期待が膨らむばかり」 大城哲也記者 「およそ3年の休館を経て営業を再開した砂むし温泉。初日から多くの人が訪れています」 砂かけスタッフ 「営業時間に合わせて客が快適な温度になるよう仕上げるのが重要。丁寧にできた」 「砂湯里」の魅力は、広々とした東シナ海の景色と目の前の砂浜から聞こえてくる波の音。 利用者は砂のぬくもりを肌で感じながら、のんびりとしたひとときを楽しんでいました。 利用者 「気持ちよくて 寝てしまいそう」 「じわじわと温かくなるので、寝っ転がって温まるのはすごくいい」 これまで山川砂むし温泉は、民間企業が指定管理者を務めていましたが、営業再開後は当面、指宿市直営の施設となります。 指宿市観光施設管理課・谷口義郎さん 「民間から引き継ぎ、ノウハウのないままきたところだが、以前から残っているスタッフを中心にサービスの質を落とさず、市としてしっかり運営したい」
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