<センバツ2022・選手紹介>/9 敦賀気比 石原幹太右翼手/丹生 梅田臨太朗右翼手 /福井
◇誰より高打率、打点を 敦賀気比 石原幹太右翼手(2年) 「挑戦することが好き」という。得点機で前進守備をしてきた内野手の間を打ち抜くライナー性の打球を狙うのが得意。昨秋の公式戦では主に5番打者としてチーム1位の15打点を記録した。「昔から打撃好きで練習を重ねているので自信がある」と話す。 尊敬する選手は、野球部の先輩で広島の西川龍馬選手。「ミート力やバットコントロールの高さを見習いたい」と、練習ではむやみにバットを振らず、球を引きつけて変化を見極めてから振る。技術を高め、センバツでは「誰よりも高い打率と打点を稼ぎたい」と意気込む。 ◇スイング改善、手応え 丹生 梅田臨太朗右翼手(1年) 豪快なフルスイングから繰り出す長打が魅力の右翼手。小学生の時からチームで4番打者を任され、打撃に自信をつけてきた。 ただ、打率には納得していない。打つ時に体が早く開いて顔が前を向き、手元に迫ったボールを十分に見ないまま振りがちだった。腰の回転を抑えて視界を保つ振り方を会得しようと練習中で、「徐々に改善できてきた」と手応えを得る。 越前市の実家近くにある日野山を走るのが好き。休日や気分転換したい時に1時間半ほど走る。「爽快感を味わえて、気持ちを切り替えて練習を頑張れる」と笑顔を見せる。