『王様のブランチ』の人気リポーター冴木柚葉が語る初グラビアの記憶「え!? こんなに人がいる前で水着に!? ヤバい、ヤバい、ヤバい!」って(笑)」【初グラビア物語】
ーー実際、仕事は順調に? 冴木 一番最初に受けたオーディションが受かって、幸先の良いスタートを切れました。パチンコ台の映像のお仕事でしたね。その後も韓国系コスメブランドのモデルや保険会社のウェブCMの仕事が決まったり、順調だったと思います。それが2019年のことです。だけど......学校を辞め「よし! もっと頑張るぞ!」って意気込んだ矢先、コロナ禍になってしまって。 ーーあー。当時は、芸能界でも自粛ムードが漂いましたよね。 冴木 そうなんです。案件はゼロになり、オーディションを受けようにもそれ自体がない。相当、落ち込みました。現実逃避して、毎日、家でドラマやアニメばかり見ていました。ただ1年経った頃、「このままではいけない。何かしなきゃ!」と気持ちを切り替え、TikTokを始めて毎日投稿したり、ダイエットをして10キロ痩せたり、自分ができることに励むようになって。そして2022年、久々にオーディションを受け、合格をいただきました。それが『王様のブランチ』のリポーターです! ーーおーっ! 合格通知はいつ聞いたんですか? 冴木 映画の稽古からの帰り道、マネージャーさんから電話をもらいました。でも最初は嘘だと思ったんですよ。自分の言葉で何かを伝える仕事は未経験だったので、オーディションの後「やっぱりダメだろうな」と思っていて。それがまさかの合格! 最高に嬉しかったです。お母さんも喜んでくれました! ーー合格の決め手はなんだったんですか? 冴木 まったくわからないです(笑)。ただ自分で言うのもなんですけど、出演するようになり食リポや新しい施設のリポートなどで、自分は「美味しい」「楽しい」といった気持ちをしっかり出せている気がして。もしかしたらそこを見越して選んでいただいたのかなと思ったりします。 ーー『王様のブランチ』を通じ、冴木さんは一躍、注目を集めます。そして、『週刊プレイボーイ』2023年1.2合併号(2023年12月19日発売)で初グラビアを披露します。これはどんな経緯があったんですか? 冴木 じつは『ブランチ』に出演する前後からグラビアに挑戦したい気持ちがあったんです。確か大原優乃さんだった気がしますが、SNSで流れてきたグラビアの写真がものすごくキレイで。それまで「グラビア=アダルトで男性向け」のイメージだったけど、それを見て「うわ! 素敵! 私もやってみたい!」って思ったんです。 ーーそれまでグラビアのオファーはなかったんですか? 冴木 なかったです。そもそも学生時代からぽっちゃりしていて、事務所に所属するときも「水着仕事NG」と決めていましたし。ただダイエットした後だったし、いまの自分にできる仕事はないか考えていた時だったので、なおさらグラビアに興味を持ったんですよね。それでマネージャーさんに話をしたら、『ブランチ』を見た週プレの編集さんからお話をいただいたよって。