「初めてでも迷わないクランク&スプーン!」エリアトラウト入門で買うべきルアー10個+1を杉山代悟さんがセレクト
初めてのエリアトラウトフィッシングに向けて、まずは買うべきものがいくつかあるが……1番の悩み所は、ルアーじゃないだろうか。ルアージャンルも多種多様で、カラーの重要性も高い。だが無理を承知で、まず10個買うなら何をオススメするかを、達人たちに伺った。今回は杉山代悟さんがセレクトした「初めてでも迷わないクランク&スプーン!」 [写真]エリアトラウト入門で買うべきルアー10個+1 写真ギャラリー
杉山代悟(すぎやま・だいご)
ジャッカル・ティモンサポート。8歳からエリアトラウトを始め数々のトーナメントで腕を振るい、若くしてトップトーナメンターとして名を馳せる。遊漁船の船長(清水港ZEST)もこなす超実力派のアングラー。
「扱いやすいクランクから使って、魚の活性に合わせてスプーン、ブングまであればOK!」
杉山「初めてエリアトラウトをする人は、レンジを調節したりするのが難しいと思います。そこで扱いやすいクランクベイトから入って、それからオーソドックスで使いやすいスプーンに絞って選んでいます。その中でも釣って楽しいトップウォーターや、放流用のスプーン、それに限られた釣り場で大きな効果を発揮するブングも入れています。これだけ持っていけば、ほとんどの管理釣り場で遊べると思いますよ」
パニクラMR(ティモン)
杉山「初めて来た釣り場でも扱いやすく、一番どこでも使えると思っています。投げてただゆっくりと巻いてくるだけで、1.5~2mくらいのレンジを釣ることができます。特に魚が浮いていたりクリアな場所ならMRを使います」
パニクラDR(ティモン)
杉山「少し濁っていたり魚が見えないときはパニクラのDRを使っています。2.5メートルくらいは潜るのでゆっくりと巻いてくるだけ。低活性のときはロッドティップを水中に入れて、早めに巻いてくるボトムノックの釣りも効果的です」
ちびパニクラDR-SS(ティモン)
杉山「朝の時合いが終わって渋い時間帯に突入。ノーマルサイズのパニクラでは反応があまり良くない。そんなプレッシャーが掛かっているときに使っています。レンジ的には1.5メートルくらいで、試合でもなくてはならないルアーです」
デカミッツ・ドライ(ティモン)
杉山「夕方とか夏場に使いたいトップウォーター。ルアーへダイナミックに食いつくのが見える楽しいプラグです。ゆっくり巻くか、リール半回転で止めて巻くストップ・アンド・ゴー。山のある釣り場とか虫を食べているときに効果的」