【ヤクルト】助っ人コンビが大活躍 満塁弾&サヨナラ弾で連敗脱出 高津臣吾監督「絶対に勝たないと行けない試合」
◆JERA セ・リーグ ヤクルト9x―8広島(25日・神宮) ヤクルトはサンタナ外野手のサヨナラ弾で連敗を3で止めた。高津臣吾監督は「ゲーム入る前に、きょうは絶対に勝たないといけない試合だと思っていました。この9連戦ということも、トータルのシーズンのことも考えて、きょう勝つのと負けるのはすごい大きいなと思って、ホセ(オスナ)の本塁打とか、すごくいい展開でいったんだけど、奎二が相変わらずピリッとしない。その中でも1点ずつ返していって、最後ああやって本塁打で決まったけど、非常に難しいゲームでしたね。ごめんなさい」と総括した。 二転三転のシーソーゲームを制した。先発の高橋奎二投手が4回途中6安打3四死球も絡んで6失点の乱調だった。 0―2の2回にオスナの5号満塁弾などで一挙6点を挙げるも、中盤に救援陣が逆転を許した。それでも7―8の8回1死三塁で代打・川端が同点打を放った。土壇場で起死回生の一打を放ったベテランは「めちゃくちゃうれしいです」と笑顔で「追い込まれていたので、なんとか前に飛ばそうと思っていたんですけど、いいところに飛んでくれましたね」と振り返った。 9回に劇的なアーチを放ったサンタナは「感情で満ちあふれているんすけど、勝てたので最高です。正直頭が真っ白だった」と大興奮だった。
報知新聞社