【MotoGP】ホンダとヤマハ、2月1日スタートのシェイクダウンにMotoGPフル参戦ライダー参加へ。チャンピオン2名が集う奇妙な景色に
MotoGPは2月1日から3日間、マレーシアのセパン・インターナショナル・サーキットでシェイクダウンテストを行なう。ホンダとヤマハは、優遇措置を活かしてファクトリーチームのフル参戦ライダーを投入する予定だ。 【ギャラリー】VR46、2024年はフレッシュな新カラーリングで! 本来、このシェイクダウンテストには各メーカーのテストライダーと、ルーキーのみが参加できる形となっている。 しかし昨年終盤に、苦戦が続く日本メーカーの復活を助けることを目的とした、新しいコンセッション(優遇措置)制度の導入が決定。ホンダとヤマハはテストの制約やその他開発条件が緩められることになった。 そのため2月6日から始まるプレシーズンテストに先駆けて、シェイクダウンテストからこの2メーカーはフル参戦ライダーを送り込めるのだ。 ホンダからはジョアン・ミルとルカ・マリーニが参加。なお3日間のうち2日間の参加になる模様だ。ヤマハからもファビオ・クアルタラロとアレックス・リンスが参加し、こちらも2日間の参加になる。ミルとクアルタラロ、ふたりの世界チャンピオン経験者がシェイクダウンから参加するという少し奇妙な状況だと言えるかもしれない。 なおホンダはステファン・ブラドル、ヤマハはカル・クラッチローと両陣営のテストライダーも当然テストに参加。KTMはダニ・ペドロサ、アプリリアはロレンソ・サヴァドーリ、ドゥカティはミケーレ・ピッロが参加する。 そして今年唯一のルーキーであるGASGASのペドロ・アコスタもシェイクダウンから参加し、MotoGPマシンへの適応を進めることになる。 MotoGPはその後2月6日から8日にかけてオフィシャルプレシーズンテストを実施。2月19から20日のカタールテストを経て、3月8日にカタールで開幕を迎える予定だ。
German Garcia Casanova