ホープフルSを勝利したクロワデュノール

　12月28日、大井競馬場で行われたG1・ホープフルステークス（芝2000m）は、北村友一騎乗の無敗馬、クロワデュノールが無傷の3連勝を達成。来年のクラシック戦線へ向けて主役の座に名乗りをあげた。 ホープフルS、勝利ジョッキーコメント 1着　クロワデュノール 北村友一騎手 「馬が本当に強かったですし信じていました。枠の並びを見てスタートだけは絶対に決めたいなと思っていたので出てくれて良かったです。（道中は）思い通りではなかったですけど、馬を信じていたので、どんな流れになっても自分の競馬に徹して強い競馬が出来ました。（馬体の）緩さも解消されて動ける態勢が作られていたなと思います。来年にという気持ちが強かったので、ここを無事に勝てて本当に良かったですし、来年に繋げたいです。またG1を勝つことが出来ました。本当にたくさんの方々に助けていただいて、応援いただいて、またここに導かれたのだと思います。この場をお借りして皆様に感謝の気持ちを伝えたいと思います。ありがとうございました」 　レース結果、詳細は下記のとおり。 　12月28日、中山11Rで行われた第41回ホープフルステークス（2歳オープン・牡牝・G1・芝2000m・1着賞金＝7000万円）は、北村友一騎乗の1番人気、クロワデュノール（牡2・栗東・斉藤崇史）が快勝した。2馬身差の2着に6番人気のジョバンニ（牡2・栗東・杉山晴紀）、3着に17番人気のファウストラーゼン（牡2・栗東・西村淳也）が入った。勝ちタイムは2:00.5（良）。 　2番人気で佐々木大輔騎乗、マジックサンズ（牡2・栗東・須貝尚介）は16着、3番人気で川田将雅騎乗、ピコチャンブラック（牡2・美浦・上原佑紀）は13着敗退。

クラシック戦線へ名乗り

ホープフルS・クロワデュノールと北村友一騎手

　北村友一騎乗の1番人気、クロワデュノールがきっちり人気に応えて無傷の3連勝。クラシック戦線へ向けて名乗りを上げた。好スタートから道中は中団馬群を進出。ゆったりとした展開の中でやや出入りのある形となり、クロワデュノールもじわじわと早めに押し上げて行った。直線の入口では早くも3番手まで押し上げ、絶好の手応えで抜け出しを図ると、坂を登って一気に先頭へ。ここでは力が違い過ぎた。 クロワデュノール　3戦3勝 （牡2・栗東・斉藤崇史） 父：キタサンブラック 母：ライジングクロス 母父：Cape Cross 馬主：サンデーレーシング 生産者：ノーザンファーム 【全着順】 1着　クロワデュノール　北村友一 2着　ジョバンニ　松山弘平 3着　ファウストラーゼン　杉原誠人 4着　ジュタ　坂井瑠星 5着　クラウディアイ　西村淳也 6着　アスクシュタイン　横山武史 7着　ジェットマグナム　丹内祐次 8着　レーヴドロペラ　大野拓弥 9着　デルアヴァー　三浦皇成 10着　ショウナンマクベス　池添謙一 11着　マスカレードボール　戸崎圭太 12着　ジュンアサヒソラ　横山和生 13着　ピコチャンブラック　川田将雅 14着　ヤマニンブークリエ　武豊 15着　リアライズオーラム　菅原明良 16着　マジックサンズ　佐々木大輔 17着　アマキヒ　C.ルメール 18着　アリオーンスマイル　木幡巧也